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2014.01.09 07:00|カテゴリ:Security

Wi-Fi無料で喜ぶxx、位置情報以外にもいろいろ集まって何かと嬉しいFacebook


 カフェやレストランなどでFacebookにチェックインすると、その店が提供する無料Wi-Fiが利用できるという「Facebook Wi-Fi」の日本語ページが開設されました。

facebookWiFi.jpg

 
 これにともない、さっそくSNSやブログで絶賛している方たちがちらほらいらっしゃいますね。
  
 このサービスそのものは、2012年5月の試験提供後アメリカで徐々に範囲を拡大してきたみたいです。まだ日本で開設しているお店はなさそうですが、今後徐々に増えてくるのでしょう。
 
 それにしても、Wi-Fiが無料ってそんなにインパクトあるんですかね?
 
 実際のところ街中で提供されている無料Wi-Fiはさほど珍しくありません。通信キャリアが提供するサービスもあれば、空港や交通機関、コーヒーショップなどが提供するサービスもあります。
 
 しかし、そのほとんどがセキュリティ的に無防備で、回線速度も満足に出ないものばかり。しかも、中にはその無料Wi-Fiサービスを装った偽アクセスポイントなども時々いて、とてもとても無防備な状態で接続する気にはなれません。
 
 
 そこに、あらたに「Facebook Wi-Fi」が加わったとして、果たしてどれだけメリットがあるのでしょう?

 Facebookのアカウントさえあれば、通信キャリアとの契約などが不要というメリットはあるのかもしれませんが、Facebookであるがゆえのデメリットはないのでしょうか?

  
 国内の「Facebook Wi-Fi」がどの程度セキュアに提供されるのか現時点ではよくわからないので、セキュリティ面はひとまず保留するとして、問題なのは「Facebookにチェックインすると」の部分。

 Facebookは建前上、実名です。そのため、実名の利用者も少なくありません。実名で位置情報をFacebookに渡すのですから、その辺の無料Wi-Fiスポットに接続する以上にプライバシー面でのリスクがつきまといます。

 お店側はFacebookにチェックインしなくても利用可能になるオプションも選べるそうです。しかし、その場合Facebookがお店に見返りとして差し出す利用者の属性などの集計データが不完全なものとなります。お店的にはメリットが減少するので、おそらくそのオプションはあまり利用されないでしょう。
 
 
 Facebookはこの位置情報をどのように扱うのでしょう?
 
 Facebookの「データの使用に関するポリシー」を見てみると……。
 

Facebookが利用者の位置データを入手した場合、その利用者についてすでに保管されているその他の位置情報(居住地など)と集約されます。ただし、関連のある通知を送信する目的で最新のGPS座標を保持するなど、サービスの提供に必要な期間だけ弊社で情報を保存します。
(5) データの使用に関するポリシー



 居住地などと集約するそうです。当然、これまで自宅でFacebookにログインしていれば、居住地に関する位置情報がFacebookにわたっていることでしょう。中には住所をある程度登録している方もいらっしゃいますしね。そこに、よく立ち寄るお店などの情報が結びつくことになります。しかも、Facebookに新規登録する際には、名前やメールアドレス、生年月日、性別などの情報が必須なので、正直に入力していれば、これらの情報も結びつくわけです。
 
 かくしてFacebookは、労せずして特定の誰かさんのある時点での位置情報を入手できるわけです。その情報は「サービスの提供に必要な期間」保持するそうですが、アバウトすぎて1日だけなのか数十年なのか不明です。
 
 ルータはFacebookからお店に提供されるようですが、このルータ、シスコが買収したMeraki製だそうです。

 Merakiは、一般の方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、クラウド経由でその製品の一元管理ができるというのが売りです。となるとルータのアクセスログはクラウド経由でFacebookが管理することになるんでしょうねぇ。

 Merakiの無線LANルータは、ユーザーごとのトラフィックやネットワークの状態を詳細に把握することができるので、端末のMACアドレスはもちろん、アクセスしたURLなどは当然把握されちゃいます。もちろん、それらとアカウント情報は容易に結びつけることが可能です。


control-apps-users-and-devices.jpg
(出典:Cloud managed networking from Cisco Meraki. The easiest and most IT-friendly solution for enterprise networking needs.) 

 
 このようにして大量に集めた情報を果たしてFacebookが何のために使うのかはよくわかりませんが、その気になれば、「Facebook Wi-Fi」を利用したユーザがどこに住んでいる誰で、どこでチェックインし、どのようなサイトにアクセスしたかといったデータを引っ張りだすことは容易でしょう。それらのデータは、Facebookが定めた「サービスの提供に必要な期間」中、保持されます。警察や国家権力、あるいはそれら以外の何らかの組織がそのデータの提供を要請したら、Facebookはどう対応するのでしょう?


 最近は、Facebookにかぎらず、いろんな企業がビッグデータというキーワードのもと、大量のプライバシー情報を根こそぎ集めようとしていますが、このような姿勢に抵抗を感じるのは私だけでしょうか?

あなたがいつ、どこにいたのか、Googleは逐一知っている : I believe in technology


 
 個人的には、「Facebook Wi-Fi」なんて使いたくもないですし、無責任によそ様に薦めたいとも思いません。

 皆さんは「Facebook Wi-Fi」についていかが思われますか?
 

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