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2013.05.11 17:31|カテゴリ:Security

米国防総省の諜報機関、国家安全保障局(NSA)が公開した643ページもの大層なマニュアルが意外としょぼい件


 『Wired』によると、情報公開請求にともない、米国防総省の諜報機関「国家安全保障局」(NSA)が643ページものボリュームを誇るマニュアル「Untangling the Web: A Guide to Internet Research」を公開したとのこと。

諜報機関NSAによる「Googleで秘密情報を探すマニュアル」 « WIRED.jp
米国防総省の諜報機関「国家安全保障局」(NSA)が、643ページの大著「Untangling the Web: A Guide to Internet Research」(ウェブを紐解く:インターネットリサーチのガイド、PDFファイル)を公開した。


 どんなに凄いマニュアルなんだろと興味津々でダウンロードしたところ、あまりにもその内容がしょぼかったので、がっかりしちゃいました。その内容を少しご紹介したいと思います。
 
 タイトルは「Untangling the Web(Webを紐解く)」。



 前半は、「Introduction to Searching(検索入門)」、「Search Savvy-Mastering the Art of Search(検索知識−検索術マスター)」、「Specialized Search Tools & Techniques(特別な検索ツールとテクニック)」といった検索に関するテクニックの紹介です。





 「Wired」がいくつか例を挙げていますが、これらは「Google Hacking」と呼ばれるテクニックですでに広く知られており、さほど目新しいものではありません。
 

ロシアのパスワードが満載されたスプレッドシートが欲しい場合は?

「filetype:xls site:ru login」と入力すればいい



 「Google Hacking」は、すでにご存じの方も多いでしょうし、知らなくても、それこそ検索すればすぐに理解することができます。また、書籍として販売もされています。
 

 
 同じような内容の「Google Hacks」もKindle版ならわずか1,009円です。
 

 
 その後の、「Uncovering the "Invisible" Internet(見えないインターネットを発見する)」では、一般的な検索では見つからないものを探すテクニックが紹介されていますが、単に「A9 Search(アマゾンサーチ)」、「Book Search」、「Answers.com(辞書や百科事典、Q&Aなどの統合型百科事典サイト)」といった専門性の高いサイトや「The Internet Archive」、「the Wayback Machine」といったWWWサイトのスナップショットを記録しているサイト(日本なら魚拓が有名ですよね)が紹介されているにすぎません。


 
 「Beyond Search Engines-Specialized Research Tools(検索エンジンを超えて−特別なリサーチツール)」、「Special Topics-News,Blogs&Technology Search」では、電子メールやビデオ、音声の検索手法、ニュースやブログ、ディレクトリサービス等、リサーチ時に役に立ちそうなサイトのURLと特徴、検索機能の紹介程度です。
 
 「Researching & Understanding the Internet(インターネットのリサーチと理解)」ではインターネットの基本的な説明に始まり、「nslookup」、「Whois」、「traceroute」といったツールによるリサーチ手法が紹介されていますが、これもネットワークにある程度精通していれば常識レベルにすぎません。 
 
 「Internet Privacy and Security-Making Yourself Less Vulnerable in a Dangerous World(インターネットプライバシーとセキュリティ−危険な世界で脆弱性をなくすには)」では、OSやアプリケーションのセキュアな設定や使い方などについて紹介されています。
 

 
 正直、期待はずれと言いますか、ここまで初心者向けの内容だとは思いませんでした。このマニュアルだけでは、諜報員どころか2chの特定班にも遠く及びそうにありません。
  
 むろん、これはNSA内でも初心者向けのマニュアルである可能性がありますし、そもそも開示請求に応じて公開したものに過ぎないため、より高度なものは隠されているなんて可能性もありそうです。
 
 これから検索テクニックを学ぼうと思っている方にはちょうどいいかもしれませんが、それ以外では大して役に立ちそうもないですね。「国家安全保障局」(NSA)の内部資料というのでちょっと期待しすぎてしまいました。
 

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IT系のネタはあまり難しくならないように、わかりやすい言葉で書きたいと考えています。



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