「ブログ記事の書き始めから仕上げまで」全過程を晒します #how2write
ブロガーの皆さんに質問です。
ブログの記事って、どのように書き始め、どのように仕上げていますか?
今まで、あまり他の方の書き方などは気にしたことがなかったのですが、先日、@hiroma20 さんから以下のようなツイートをいただいてから、考えるようになりました。
おもしろいもので、聞かれるまでは自分の書き方ですらあまり意識したことはなかったのに、一度気になりだすと他の方がどうやっているのか知りたくてたまらないというwww
ですので、よろしければ「#how2write」というハッシュをつけてブログなり、Twitterなりで教えてください。
で、聞く以上は自分のも晒さないとというわけで、今回のエントリでは自分の書き方についてご紹介してみたいと思います。
本ブログでは、記事を書く際、あまり寝かすことはなく、ネタを思いついたらほとんどその日のうちに仕上げています。ただし、投稿のタイミングは調整することがあります。
アプリセール情報のようなあまり内容を考えずに書ける記事以外は、だいたい以下のような感じで書いています。
1.ネタの決定
2.記事の構成決定
3.パーツの収集
4.下書き
5.検証、パーツの追加、加工
6.仕上げ
7.レビュー
8.タイトルを決める
こうして書き出すと、なんか大層なことをしてそうですが、そうでもありません。過去に書いた記事を例にしてもう少し詳しくご紹介したいと思います。
私の場合、以下の記事のように実際に起こった出来事を元に書くことが多いです。もちろん、それだけだとおもしろくないのでそこに私なりの検証や見解を入れることになります。
たとえばこちらの記事の場合。
Twitterユーザは気をつけろ これがtwitterスパムだ~詳細解説編 : I believe in technology
この記事を書こうと思ったのは、Twitterスパムを受け取ったのがきっかけです。幸いなことに(?)リンク先のフィッシングサイトがまだ生きていたので、単に「Twitterスパムに気をつけましょう」で終わらせずに、如何に巧妙に利用者を騙そうとしているのかを具体的に解説したら面白いだろうなと思ったのがきっかけです。
次に記事の構成をざっくりと決めます。また、文章を書く際に備えて必要なキーワードも書き出しておきます。
このフェーズの目的は、画面やアプリのスクリーンショット、サイトのサムネイル、元になったサイトからの引用文、写真といったパーツを洗い出すことなので、さほど厳密にする必要はありません。例にあげた記事の場合は、以下のような感じです。

文章を書き始める前に、「2.記事の構成決定」で洗いだしたパーツを収集します。パーツによっては次の「4.下書き」の後でも構わないのですが、セキュリティネタの場合は該当サイトが消されることが多いので早めに確保します。
例にあげた記事では、DMで送られてきたTwitterスパムのスクリーンショットや展開サイトのサムネイル(hiro45jpさんの神Bookmarklet「ShareHTML」で作成)、フィッシングサイトのスクリーンショットがそうです。
次に、書き出しから最後まで書ける範囲内で一気に文章を書きます。この時、追加で検証が必要な部分や足りないパーツなどが明らかになってきます。それらは別途書き出しておきます。
下書き時に必要となった検証やパーツの追加を行います。
こちらは別の記事になりますが、フィッシング可能な偽装メールの作成が可能かどうか検証しています。信じてもらえそうな偽メールの文章を作り、送信元を偽装し、実際に送信し、スクリーンショットを撮り、記事に追加しました。ここまでやる必要はないんですけど、この辺りは個人的なこだわりだったりします。
すべてのTwitterユーザは注意せよ! 「Twitterと利用規約を更新する」メールが悪用されるかもしれない件 : I believe in technology
手順3で準備したスクリーンショットの加工もこのタイミングで行います。主にサイズの調整やプライバシー保護のためのマスクやモザイク、説明用の文字の追加を行います。
下書きを元に、5で出そろったパーツを用い最終的な仕上げを行います。下書きがそのまま完成形になるということはほとんどなく、文章を再構成したり、言い回しを変えたりとかなり手を入れます。ここがもっとも時間を要します。
FC2のプレビュー機能を使って、レビューします。見栄え、誤字脱字、表現のおかしい点を見つけたら修正します。レビューするとたいてい何か不備が見つかるので、この手順もかかせません。
ほとんどの場合、タイトルは最後に決めています。タイトルつけるのが苦手だというのもありますが、仕上げのフェーズでがらっと印象が変わることがあるので、最後につけるようにしています。
タイトルが決まったら完成です。あとはFC2で投稿もしくは投稿予約しておしまいです。
このように、あらためて書きだすと手順が多く感じますが、ほぼルーチンワーク化しており、流れに乗ってしまえば、あまり苦ではありません。平日の昼間は本業があるので、通勤時や昼休みなどの隙間時間に1~3を行い、帰宅後に4~7まで一気に行っています。
基本的に長い記事が多いので、1時間以上かけて書くことが多いですね。中には、3時間以上かかっている記事もあります。
いかがだったしょうか?ブログの書き方は人それぞれでしょうし、まだブログ歴の浅い私のやり方には無駄も多く、あまり参考にはならないかもしれません。
もっと効率よく書きたいので、この間500円でゲットしたプロ・ブロガー本で勉強したいと思っています。
あのプロ・ブロガー本が500円でゲットできてしまう! そう、電子書籍ならね : I believe in technology
また、他の方の書き方もぜひ知りたいと思っています。冒頭に書いたように「#how2write」というハッシュをご用意しましたので、よろしければブログなり、Twitterなりで教えてくださいね。お待ちしています。
皆さんの記事をまとめています。
このビッグウェーブに乗らないか? #how2write「ブログ記事の書き始めから仕上げまで」まとめ : I believe in technology
ブログの記事って、どのように書き始め、どのように仕上げていますか?
今まで、あまり他の方の書き方などは気にしたことがなかったのですが、先日、@hiroma20 さんから以下のようなツイートをいただいてから、考えるようになりました。
@hiroma20 思いついたらまず下書き書いて、空いた時間に仕上げる感じです。私の場合、どうしても検証が必要な記事が多いので検証しながら仕上げていきます。基本的に1本を書き始めたらそれを書き上げるまで続けますね。あまり寝かすことはないですね。
— reynotchさん (@reynotch) 6月 2, 2012
おもしろいもので、聞かれるまでは自分の書き方ですらあまり意識したことはなかったのに、一度気になりだすと他の方がどうやっているのか知りたくてたまらないというwww
ですので、よろしければ「#how2write」というハッシュをつけてブログなり、Twitterなりで教えてください。
で、聞く以上は自分のも晒さないとというわけで、今回のエントリでは自分の書き方についてご紹介してみたいと思います。
■本ブログ記事作成の手順
本ブログでは、記事を書く際、あまり寝かすことはなく、ネタを思いついたらほとんどその日のうちに仕上げています。ただし、投稿のタイミングは調整することがあります。
アプリセール情報のようなあまり内容を考えずに書ける記事以外は、だいたい以下のような感じで書いています。
1.ネタの決定
2.記事の構成決定
3.パーツの収集
4.下書き
5.検証、パーツの追加、加工
6.仕上げ
7.レビュー
8.タイトルを決める
こうして書き出すと、なんか大層なことをしてそうですが、そうでもありません。過去に書いた記事を例にしてもう少し詳しくご紹介したいと思います。
1.ネタの決定
私の場合、以下の記事のように実際に起こった出来事を元に書くことが多いです。もちろん、それだけだとおもしろくないのでそこに私なりの検証や見解を入れることになります。
たとえばこちらの記事の場合。
この記事を書こうと思ったのは、Twitterスパムを受け取ったのがきっかけです。幸いなことに(?)リンク先のフィッシングサイトがまだ生きていたので、単に「Twitterスパムに気をつけましょう」で終わらせずに、如何に巧妙に利用者を騙そうとしているのかを具体的に解説したら面白いだろうなと思ったのがきっかけです。
2.記事の構成決定
次に記事の構成をざっくりと決めます。また、文章を書く際に備えて必要なキーワードも書き出しておきます。
このフェーズの目的は、画面やアプリのスクリーンショット、サイトのサムネイル、元になったサイトからの引用文、写真といったパーツを洗い出すことなので、さほど厳密にする必要はありません。例にあげた記事の場合は、以下のような感じです。

3.パーツの収集
文章を書き始める前に、「2.記事の構成決定」で洗いだしたパーツを収集します。パーツによっては次の「4.下書き」の後でも構わないのですが、セキュリティネタの場合は該当サイトが消されることが多いので早めに確保します。
例にあげた記事では、DMで送られてきたTwitterスパムのスクリーンショットや展開サイトのサムネイル(hiro45jpさんの神Bookmarklet「ShareHTML」で作成)、フィッシングサイトのスクリーンショットがそうです。
4.下書き
次に、書き出しから最後まで書ける範囲内で一気に文章を書きます。この時、追加で検証が必要な部分や足りないパーツなどが明らかになってきます。それらは別途書き出しておきます。
5.検証、パーツの追加、加工
下書き時に必要となった検証やパーツの追加を行います。
こちらは別の記事になりますが、フィッシング可能な偽装メールの作成が可能かどうか検証しています。信じてもらえそうな偽メールの文章を作り、送信元を偽装し、実際に送信し、スクリーンショットを撮り、記事に追加しました。ここまでやる必要はないんですけど、この辺りは個人的なこだわりだったりします。
手順3で準備したスクリーンショットの加工もこのタイミングで行います。主にサイズの調整やプライバシー保護のためのマスクやモザイク、説明用の文字の追加を行います。
6.仕上げ
下書きを元に、5で出そろったパーツを用い最終的な仕上げを行います。下書きがそのまま完成形になるということはほとんどなく、文章を再構成したり、言い回しを変えたりとかなり手を入れます。ここがもっとも時間を要します。
7.レビュー
FC2のプレビュー機能を使って、レビューします。見栄え、誤字脱字、表現のおかしい点を見つけたら修正します。レビューするとたいてい何か不備が見つかるので、この手順もかかせません。
8.タイトルを決める
ほとんどの場合、タイトルは最後に決めています。タイトルつけるのが苦手だというのもありますが、仕上げのフェーズでがらっと印象が変わることがあるので、最後につけるようにしています。
タイトルが決まったら完成です。あとはFC2で投稿もしくは投稿予約しておしまいです。
■まとめ
このように、あらためて書きだすと手順が多く感じますが、ほぼルーチンワーク化しており、流れに乗ってしまえば、あまり苦ではありません。平日の昼間は本業があるので、通勤時や昼休みなどの隙間時間に1~3を行い、帰宅後に4~7まで一気に行っています。
基本的に長い記事が多いので、1時間以上かけて書くことが多いですね。中には、3時間以上かかっている記事もあります。
いかがだったしょうか?ブログの書き方は人それぞれでしょうし、まだブログ歴の浅い私のやり方には無駄も多く、あまり参考にはならないかもしれません。
もっと効率よく書きたいので、この間500円でゲットしたプロ・ブロガー本で勉強したいと思っています。
また、他の方の書き方もぜひ知りたいと思っています。冒頭に書いたように「#how2write」というハッシュをご用意しましたので、よろしければブログなり、Twitterなりで教えてくださいね。お待ちしています。
皆さんの記事をまとめています。