reynotch

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 本日、一部の日本のTwitterユーザに以下のようなメールが届いたと思います。
 
mail-from-twitter01.jpg


 読んでみると、翻訳ソフトを使ったかのような、やや違和感のある日本語です。この時点で「フィッシングメールでは?」と疑った方も多いことでしょう。
  
 ただし、今回のこのメールに関してはフィッシングメールではなく、翻訳途中に間違って送信してしまったというのが事実のようです。メール送信後にTwitteの日本公式アカウントからお詫びのツイートが行われました。
 


 このツイートから、いずれきちんと翻訳された同様のメールが送られてくることが予想されます。
 
 しかし……。
 
 実は、これが危ないのです。
 
 このメールと公式アカウントによるツイートを目にしたTwitterユーザは皆、同種のメールがTwitter社より送られてくると思っています。スパマーはそこをついてくるかもしれません。
 
 たとえば次にこのようなメールが来たら…。
 
mail-from-twitter01.jpg


 皆さん、つい、【同意する】をクリックしてしまいませんか?
 
 上記メールは私が偽装したものです。つまり、【同意する】のリンク先は、私が自由に設定できます。また、差出人を偽装する方法もあるため、受信者を騙すことはさほど難しくありません。

 同様のことをスパムメールやフィッシングメールをだそうとしている輩が実行に移すかもしれません。
 
 偽装メールについては、一部のクライアントアプリケーションや提供プロバイダが検出してくれます。また、最近はウイルス対策ソフトでも不審なメール受診時に警告をだしてくれる場合があります。しかし、それとて完璧ではありません。
 
 基本的にメール内のリンクは疑ってかかるべきです。リンクと見るやすぐにクリックしてしまう方は注意しましょう。
 
 果たして、このタイミングを狙って本当に偽装メールを送ってくる輩がいるかどうかはわかりませんが、そういう可能性もあるということを覚えておいてください。

 Twitterユーザは特にお気をつけを。