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2011.11.18 10:36|カテゴリ:国内ニュース

茨城の理系女子高生が化学の『BZ反応』で新発見。アメリカの科学雑誌でも論文が掲載される


※この記事は2011年11月18日にデジタルマガジンに寄稿したものです。

 ここ数年、若者の理系離れが問題視されていますが、そのようななか、茨城県立水戸第二高の数理科学同好会に所属する理系女子高生たちが化学の『BZ反応』で新発見をしてくれました。


 茨城県の女子高生らが新たな化学現象を発見し、権威のある米専門誌に論文が掲載されることが決まった。

 専門家は「高校生の論文掲載は世界的な快挙。今後は彼女らの実験結果を、プロの化学者が後追い研究することになるだろう」とたたえている。

 部活リケジョ、「化学」大発見、米誌に掲載へ : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


ビックカメラ.com

 この発見はたしかにすごいことのようですが、私が「すごいなぁ」と感じたのは、彼女たちがその後、実験を繰り返してきちんと検証を行い、論文として仕上げたことです。

 実際、大発見自体は偶然によるものだったようです。


 茨城県立水戸第二高の数理科学同好会に所属し、今春までに卒業した小沼瞳さん(19)ら5人で、2008年2月の金曜日、「BZ反応」という実験を行った。酸化と還元の反応を繰り返すことにより、水溶液の色が赤と青に交互に変わる。

 その日、水溶液の色は想定通り赤で動かなくなった。メンバーは器具を片付けないままカラオケへ。ところが月曜日に実験室に戻ると、液は黄色くなっていた。

 予想外のことで、観察を繰り返した結果、赤青の変化が一度止まった後、突然、始まった。全く知られていない現象だったが、試薬の条件が整えば、5~20時間後に変化が再開することを突き止めた。

 部活リケジョ、「化学」大発見、米誌に掲載へ : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)



 「器具を片付けずにカラオケへ」って、普通なら先生に怒られて終わりってところですね。

 でも、彼女たちは月曜日にそれまでの化学の常識ではありえない現象が起きていることに気づき、その後、観察を繰り返し行い、この現象がまだ知られていない化学現象であることを突き止めたのです。

 さらに、彼女たちはこの新発見を論文にまでします。その論文がこちらにありました。


Rebirth of a Dead Belousov--Zhabotinsky Oscillator

Hitomi Onuma, Ayaka Okubo, Mai Yokokawa, Miki Endo, Ai Kurihashi, and Hiroyuki Sawahata* Mito Dai-ni Senior High School, Oh-machi, Mito, Ibaraki, Japan

Rebirth of a Dead Belousov--Zhabotinsky Oscillator - The Journal of Physical Chemistry A (ACS Publications)



 この論文は英語です。論文に起こすだけでも大変なのに、さらに英訳までしているのですから恐れ入ります。

 発見は偶然だったかもしれません。しかし、その偶然を偶然のままにしなかった彼女たちのバイタリティが素晴らしいと思いました。

 若者の理系離れなんて、どこの世界の話なんでしょうね。

 彼女たちの今後の活躍が楽しみです。
 



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