reynotch

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 7月6日にアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドで先行公開されたポケモンGOですが、公開直後から大人気となっており、各アプリストアで1位になっているのはもちろん、1日当たりのアクティブユーザ数でTwitterに迫る勢いを見せるなど、とんでもないことになっています。


 
 我が家の子供もすでにどこからかニュースを聞きつけたようで、早くも「日本でも始まったらアプリ入れて」とせがんでおります。(我が家ではアプリのインストール権を子供に与えていません)
 
 今週中に日本国内でもサービスが開始されるという話もあるので、このあたりでいったんポケモンGOを子供が始める前に親が知っておくべきことをまとめておこうかと思います。
 

 これから書く内容は、私同様、Ingressにはまったことがある方なら誰もが思い当ることだったりするので、Ingress廃人は自分のご経験をお子さんにお話し下さいwww
 


その1 自宅や学校の近所に自分の痕跡を残してはいけない
  
 私はIngressでは自宅や会社の近くに関してはどんなに敵陣営に侵されようが、何もしませんでした。これは身バレを防ぐためです。幸か不幸か出張が多いので、私の場合は主に出張先で憂さを晴らすようにしていました。
 
 もっとも、SNSと照らし合わせると(SNSについては後述)、出張先での行動などを特定される可能性はあったとは思います。とはいえ、そこはもう、いい年したおっさんなので、おっさんを特定したがる奇異な人はあまりいないでしょうし、多少のリスクは自分で負えます。

 しかし、子供の場合はおっさんより狙われる可能性が高そうです。また、身の危険に対する警戒心、対処において未熟な面もあるでしょう。世の中には、変質者、犯罪者、ストーカーなど子供にとって(大人にとってもですが)脅威となる連中がいます。
 
 レアポケモンを見つけた時などについSNSで投稿したくなることでしょう。しかし、特に自宅や学校の近所、あるいは通学時によく通る道などの場合は、できるだけ投稿はしないように、投稿するとしても、場所を特定されないように配慮するように言い聞かせましょう。自分の生活圏を特定されると、自宅や学校にやってこられたり、待ち伏せされたりする可能性があります。


その2 SNSのアカウントと同じ、あるいは似たようなアカウントを使うな
 私はTwitterのアカウントと同じものをIngressのアカウントにしていました。特に問題になることはなかったのですが、以下のようなケースもあるようですし、やはり身元特定につながりかねません。
 



 アイコンがかわいらしい女の子の姿だったりすると、一方的に好意を寄せてくるようなストーカーまがいな奴も現れるかもしれません。「レアポケモンのいる場所知っているよ」などと声をかけてきて、特定の場所に呼び出そうとする奴がいるやもしれません。
 
 もっとも、アイコンがかわいらしい女の子だったとしても、呼び出してみたらおっさんだったなんてこともありそうですが……。
 
 
その3 歩きスマホはマジ危険だからやめさせよう

 Ingressで歩きスマホをしていて電柱にぶつかったり、ガードレールに足を取られたことが時々あります。何度かやらかしてからは、歩きスマホを自重するようになりましたが、世の中には遮断機が下りてる踏切に気付かずに侵入しお亡くなりになったり、電車のホームに落ちたりする人もいるそうです。電車やバスを使い通学するお子さんや交通量の多い道路沿いを通学するお子さんは特に歩きスマホをしないよう注意しましょう。
 

その4 他人の敷地に勝手に入ってはならない

 Ingressでは、過去、私有地内のポータルにエージェントが不法侵入してしまったり、公共の機関に真夜中に訪れ、不審者と勘違いされ、職質にあったり警察を呼ばれたりといった話があります。

 ポケモンGOでも十分考えられることなので、もしポケモンが私有地にいたら、無断で立ち入らないようにさせましょう。
 
 
その5 はまりすぎないように!

 おそらくこれが一番大変かもしれませんが、はまりすぎて日々の生活に支障をきたすことがないように、自分を律させる必要があります。学業やリアルな友達や家族との関係をないがしろにするようなことにならないように節度を持って遊ぶようにさせましょう。
 
 あまりにも長い時間をポケモンGOに費やすようであれば、注意をしましょう。


 
 まだサービス開始前なので憶測で書いている部分もありますが、日本でも爆発的な人気になることは間違いないでしょう。そうなると、自分の子供だけポケモンGOを禁止するというのは、かわいそうですし、位置情報やARを駆使したゲームを体験する機会を奪うのは子供の成長にもよくありません。
 
 私は、上述したリスクをリスクとして正しく認識させ、ルールやモラルを自主的に守れるようにすることで、楽しくそして安全に遊ぶように導いてあげたいと考えています。
 
 もちろん、私自身が廃人にならないようにもしたいと思います。