2016.04.29 07:00|カテゴリ:ヘルスケア

お薬手帳を持参したのに手帳新規作成という名目で薬剤服用歴管理指導料を取られていた件


 先日、内科で薬を処方されたので薬局に行ったのですが、調剤明細書に不審な点があるのに気付きました。
 
receipt.jpg
 
 
 調剤明細書に、上記のように薬学管理料区分として「薬剤服用歴管理指導料(手帳持参なし・手帳新規作成)」という項目と調剤点数として50点が記されていたのです。
 
 しかし……。
 
 当日、私はお薬手帳を持参していました。つまり、手帳なしではありません。また、手帳新規作成とありますが、改めて薬の袋を見ても、新しく作成された手帳は入っていません。おかしいですよね。
 
 
 調剤について詳しいわけではないのですが、2016年度の報酬改定により、今年4月からはお薬手帳を忘れると、医療費が高くなることは知っていました。


2016年度の報酬改定では、手帳を持っている患者に対し、経済的なメリットを示した。具体的には、4月からの管理指導料を、おくすり手帳を持参した場合は380円に引き下げ、おくすり手帳がない場合は500円に引き上げたのだ。差額は120円。手帳の有無によって、1割負担であれば10円、3割負担であれば40円の差が生じることになる(四捨五入で10円単位で計算)。 厚生労働の担当者は3月4日の説明会で、「おくすり手帳を忘れ、その場で再発行をした場合にも50点(500円)としている」と述べた。ただし、既に手帳を持っている場合の運用については、「別の方法を別途紹介したい」などと話した。
おくすり手帳、薬局に持参しないと医療費が高くなる 2016年4月から



 上記には、「おくすり手帳を忘れ、その場で再発行をした場合にも50点(500円)としている」とあるので、明細の項目名からもこのパターンで処理されたのは間違いないでしょう。
 
 しかし、私は薬局に対して、2度もお薬手帳を持参していることを伝えていました。1度目は処方箋予約の際に。2度目は薬受け取りの際に。
 
 
 私が使用しているお薬手帳はiPhoneの「EPARKお薬手帳」というアプリです。実は、お薬手帳は紙の手帳だけでなく、アプリでも構わないのです。

EPARKお薬手帳:家族のお薬が簡単に管理出るアプリ 2.7.2
分類: メディカル,ヘルスケア/フィットネス
価格: 無料 (EPARK,Inc.)


  
 
 「EPARKお薬手帳」には、「処方箋の写真を送ることで調剤予約ができる」、「QRコードで簡単に処方された薬が登録できる」という便利な機能があります。
 
 今回、私はまず、調剤予約をしました。

 予約時に「後発品の希望」ができるので「希望する」を、「お薬手帳はお持ちですか?」は「はい」を選び、処方箋の写真を撮って送信して予約を完了しました。つまり、この時点で「お薬手帳があること」は薬局に伝わっているはずです。
 
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 予約後、薬局側で準備ができると「お薬の準備完了」メールが届くので、受け取りに行くと、すでに薬の準備も調剤明細書および領収書の印刷も完了していました。
 
 「EPARKお薬手帳」には「QRコードで簡単に処方された薬が登録できる」機能があるのですが、残念ながら調剤明細書にQRコードがありませんでした。そこで、「お薬手帳アプリに登録するのでQRコードを発行してください」とお願いすると、ちょっと手間取ったものの無事発行してもらえました。つまり、この時点でも「お薬手帳があること」を薬局の人は認識しているはずです。
 
 このように、2度も「お薬手帳があること」を伝えているにも関わらず、実際にはお薬手帳がないものとして精算されました。
 
 薬を受け取る時、あらためてお薬手帳について聞かれることもありませんでしたが、私としては2度も伝えているという認識だったので、まさか「手帳持参なし」扱いになっていたとは気づきませんでした。
 
 この時、薬局からは「薬をジェネリックにしたこと」以外、薬の説明がありませんでしたし、手帳を新規作成するといった説明もありませんでした。 

 普段は、調剤明細書なんて見ないのですが、今回は発行してもらったQRコードが読みこめなかったため、薬の名称を確認しようとして見ることになりました。そこで、「薬剤服用歴管理指導料(手帳持参なし・手帳新規作成)」という項目を発見したのです。

 
 調剤報酬点数は50点なので薬局には500円が入ります。今回のように6か月以内にお薬手帳を持って(前回は1月でこの時も別のお薬手帳アプリ持参でした)、同じ薬局を利用した場合、薬剤服用歴管理指導料は38点です。つまり本来は380円なので120円余分に薬局に入ったことになります。

 また、よくよく考えてみると、薬を受け取りい行く前にすでに「薬剤服用歴管理指導料(手帳持参なし・手帳新規作成)」の調剤明細書と領収書が印刷されていたのも不可解です。お薬手帳を確認するつもりがあったのであれば、印刷はその後に行うはずです。そう考えると、薬局側は最初からお薬手帳を確認するつもりも、お薬手帳ありで料金や調剤報酬点数を低くするつもりもなかったのではないかと勘ぐりたくなります。



 
 余分に支払われたのは120円、私個人の負担は3割なので40円。これだけならば大した金額ではありません。しかし、今回の状況から私以外の人に対しても、お薬手帳を持ってきても「薬剤服用歴管理指導料(手帳持参なし・手帳新規作成)」で請求しているのではないかという疑惑が生じます。

 また、このようなことを他の薬局もやっていたら……。
  
 近年、国が補填する医療費が増大し、社会問題となっていることを考えると無駄な医療費は削減すべきです。

 
 薬局に悪意があったのか、単なるミスなのかは不明です。過渡期なのでミスなのかもしれません。
 
 ただ、今回の件を薬局に電話で問い合わせた際の対応もあまりよろしくありませんでした。手帳持参したのに手帳持参なし扱いになっていると言うと、最初は「システムの都合で薬剤服用歴管理指導料(手帳持参なし・手帳新規作成)と表示されているだけです」と言われました。しかし、調剤点数として50点が加えられていること、領収書の金額からも明らかに40円が加算されていることを伝え食い下がると、しばらく電話を保留にされた後、返金するので取りに来るように言われました。
 
 なぜ、「システムの都合」なんていう言い訳がすぐに出てきたのか?少し変な気がします。
 
 仮にミスだとして、なんでミスされた私が取りに行かなければならないのかも不快でした。40円のためにわざわざ出向くのも面倒なので(通勤途中の駅内にあるのですが明日からGWなのでしばらく行かない)当分放置することになります。
 
 個人的には40円を取り戻すよりも、この薬局の対応に問題がないのかどうか、どこかに問い合わせるべきかとも思うのですが、いまひとつどこに問い合わせたものかわからないでいます。
 
 もし、お詳しい方がいらっしゃったら、私はどうすべきか教えて下さい。

 また、これから薬局に行く方は、お薬手帳持参2回目からは「薬剤服用歴管理指導料」のチェックをするようにしましょう。手帳を持参したのに、「手帳持参なし」や「手帳新規作成」となっていたり、点数が38点ではなく50点だったら、その場で指摘しましょう。
 
 

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