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 マイクロソフトがWindows 10とともにリリースした新ブラウザ「Microsoft Edge」。
 
 評判は今ひとつな感もありますが、ブラウザの利用シェアを発表しているStatCounterの最新データ(2016年1月分)によると、日本ではChrome、Internet Explorer、Firefox、Safariについで5番目まで利用シェアが増えているようです。

Source: StatCounter Global Stats - Browser Market Share


 
 この「Microsoft Edge」には、Chromeのシークレット モードやForefoxのプライベートブラウジングに相当するInPrivateモードという、履歴やCookie、一時ファイルなどを保存しないモードが搭載されています。実際、InPrivateモードで起動すると以下のように「InPrivateタブでは、終了後に閲覧データ(Cookie、履歴、一時ファイルなど)がPCに保存されません。すべてのInPrivateタブの終了後には、Microsoft Edgeによって一時データがPCから削除されます。」と表示されます。

edge-inprivate-mode.png
 
 
 しかし、セキュリティ研究者Ashish Singh氏の調査によると、このInPrivateモードは「あまりプライベートではない」そうです。
 
Microsoft’s Edge browser may be storing private browsing data | The Verge
new research suggests that InPrivate may not be as private as it seems. According to an investigation by researcher Ashish Singh, websites visited from InPrivate can be easily recovered from a user’s hard drive by examining the WebCache file. Visited sites are stored in the same "Container_n" table that stores tab history from conventional browsing, the investigation found.



 「The Verge」の上記エントリによると、InPrivateモードで訪問したサイトの閲覧履歴は、ユーザのハードディスク上に記録されたWeb Cacheのファイルを調べることで一部再構築できるとのこと。
 
 この調査結果が公表されたのは、昨年10月のことでしたが、マイクロソフトはこの調査結果を最近知ったとしており、可能な限り迅速に解決するとしています。

 ということなので、「Microsoft Edge」でInPrivateモードを使用する際は、現時点では、履歴は必ずしも消えないということを認識しておきましょう。

 
 いわゆるプライベートモード(シークレット モード)に問題が見つかったのは「Microsoft Edge」が初めてではありません。過去にはChrome、Internet Explorer、Firefox、Safariにおいても脆弱性が見つかっています。 
 
 Webサイトの閲覧履歴を残したくない時などに便利なInPrivateモードは、利用者によっては欠かせない機能であることは容易に想像できますが(笑)、過信は禁物ですよ。
 
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