2015.05.20 12:00|カテゴリ:Security

ポイ捨てされたゴミからDNAを採取し、捨てた人の顔を予測し、ポスターで晒す「The Face of Litter」のやりすぎ感が怖い


 香港では、ゴミのポイ捨てをなくすため「The Face of Litter」(ポイ捨てした人の顔)というキャンペーンが行われているそうです。

litterbugs.jpg


 このキャンペーンでは、Parabon NanoLabs社の「Snapshot」というDNA分析技術が用いられています。
 
Parabon Snapshot DNA Phenotyping Service - Powered by Parabon NanoLabs
DNA Phenotyping is the prediction of physical appearance from DNA. It can be used to generate leads in cases where there are no suspects or database hits, or to help identify unknown remains.


 上記「Snapshot」のサイトを見ると、「Snapshot」はDNAから顔の特徴に関する遺伝子を分析し、目、髪、肌の色や顔の形といった個人を識別することができる特徴を予測することができる技術だそうです。
 
 「The Face of Litter」(ポイ捨てした人の顔)では、この「Snapshot」技術を使い、ポイ捨てされたゴミからDNAを収集、ポイ捨てした人の顔を予測し、ポスターにしてバス停に貼り出します。
 
 その過程が以下のビデオで公開されています。


 
 
 これを見ると、タバコの吸殻、使い終わった紙コップ、使用済みのコンドーム?など、さまざまなポイ捨てゴミを収集しているのがわかります。
 
 これらを「Snapshot」で分析することで、顔を予測し、ポスターにして貼り出しているわけですが、精度はどのくらいなのでしょうか?

 ポイ捨てしていないにも関わらず、偶然ポスターの顔とそっくりな顔をしている人がいたらと心配になってしまいます。
 
 もちろん、道端にゴミをポイ捨てするような連中に非があるのですが、現時点ではその精度が不明であるため、なんともやりすぎな気がします。
 
 
 「Snapshot」は未解決犯罪の解決の役に立つと期待されているそうです。誤認による冤罪事件が増えなければいいのですが…。

 

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IT系のネタはあまり難しくならないように、わかりやすい言葉で書きたいと考えています。